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Advance Business Support Pte Ltd
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大曽根貴子

2012年にAdvance Business Support Pte. Ltd.を設立し、経営管理・会計の側面から日系企業の東南アジア進出をサポートしています。
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2013年05月02日

日本の親会社に配当・利息を支払うときには

日系企業のシンガポール現地法人の場合、親会社が現地法人の株主となっていることが多いです。
親会社の決算にあわせて3月決算の会社も多いです。
決算を終えて利益の出ている会社は、これから親会社への配当を支払うことになると思います。

シンガポール法人が日本法人に配当金を支払うときは、シンガポール法人側で源泉徴収する必要はありません。配当金の額をそのまま日本へ支払うことになります(日星租税条約第10条4項)。

これはシンガポールでは、ワン ティア システム(One Tier System)を採用しているからです。
ワン ティア システムとは、法人の課税所得に対する課税(=法人税)を最終の課税とし、会社から株主に配当を支払うときは税を免除するシステムです。

一方で、シンガポール法人が日本法人から借入れをしており、その利子を支払う際には源泉徴収が必要です。
利子の源泉徴収税率は10%です(日星租税条約第11条2項)。
日本法人に100ドルの利子を支払う場合、10%の10ドルを差し引いた90ドルを振り込みます。

利子の支払日の属する月の翌々月15日までにIRASに対しFormIR37を提出するとともに納税をしなければなりません。
(2012年7月1日以前は、翌月15日までに申告・納税する義務がありました。)

FormIR37はこちらからダウンロードすることができます。
http://www.iras.gov.sg/irasHome/page_ektid752.aspx
  

Posted by Advance Business Support Pte Ltd at 03:15Comments(61)国際税務
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